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[G1-18-4] エルグ崩壊



ついに、破壊の化身が動き出しました。





その姿を直視すると、身体が恐怖に強張りました。

自らを縛り付けていた鎖をかなぐり捨て、ゆっくりとその身を起こします。

しばし、私たちを眺め回し、かすかに戸惑っているかのようでした。
まるで、「なんでこんなところに蟻んこがいるんだろう?」というかのような風情で。


・・・一箇所にいたらダメだっ!


すさまじい反射神経で、すぐさま臨戦態勢に移行するお姉さまたち。
逃げ足だけはそこそこのわたし。(^^;

気がつくと部屋の入り口で飛び出しそうな心臓と格闘していました。
膝がガクガク震えています。
今さっきまでわたしたちが立っていた場所が、噴煙を上げています!

!??

ギブちんが、その口から、稲妻とも炎とも知れない、白い閃光をほとばしらせています!
その先にあるものを一瞬で蒸発させているかのようです。

は、反則だよっっ!?
あ、あんなの・・・どうすればいいのっ!?

>バカっ!? じっとしてちゃダメっっ!

!!

気がつくと、ギブちんが今にもわたしに向かってその口を開こうとしていました。

○×※!▲☆?ノ■レる★た◎へっ!?




どこをどう駆け抜けたのか覚えていません。
なんとか階段のあるあたりまで逃げ帰って後ろを振り返りました。

!!?

背筋を生暖かいものが撫で回します。
腰が抜けて、歩くこともできません。
ギブちんが、通路の向こうで獲物を探しています。


み、見つかったら最後だ・・・・

息を整えようと深呼吸を試みるものの、吸っちゃうだけで、うまく吐くことができません。

ひ、ひうっ!?
ふ、ふひっ・・・!??

けふっ!けふんっ!・・んぐっっ。

なんとか咳き込むのをこらえて、ズリズリとハイズリながら移動します。
全身から嫌な汗が噴出します。



どのくらい時間が経ったのでしょう。
なんとかぎこちない深呼吸ができる程度まで気を取り戻したわたしの耳に、轟音がとどろいています。
すぐ近くで、ギブちんのあの反則技が炸裂しているのでしょう。
遠くからは、複数のガゴさんの唸り声とともに、剣のぶつかり合う音や、FB らしきキャストの気配が渾然となって伝わってきます。

お、お姉さまたちが戦ってるんだ・・・・。

ガゴさん??
ギブちんはドコ??

ふぉ、フォローしなきゃっ!
なにやってるんだ!わたしっ!
こんなとこまで逃げてきちゃってっ!
バカバカっ!

すぐそばに取り落としていた弓を手繰り寄せ、矢を確認します。
笑う膝をなんとかねじ伏せて、壁に寄りかかりながら立ち上がり・・・
入り口をそっと覗き込むと・・・

はは・・・あはははは・・・ひぐっ。
い、いるじゃん。
あはははは・・・
ど、どうしよう!??

ギブちんが、まだすぐそこでうろうろしているのです。
近くで動くものに敏感に反応しているようです。
逆に、そっと・・・じっとしていれば、目に入らないかのような様子。

ひ、ひうっ。
ひぐっ。ひっ・・・

まだ呼吸が落ち着きません。
半べそです。

>ポルナ!無事っっ!?
>くっ!
>近すぎるっ!

向こうでお姉さまが叫んでいます。

うぐっ。
こ、ここでるんっ!・・っ!?

うまく舌がまわりません。(T_T)



ぐば~~~~~~っ
また反則技が炸裂しています。

どうやら、お姉さまたちの牽制に反応しているみたいです。

ひぐんっ。ぐすっ。
こ、ここですっ!ダイジョブですっ!

>よかった!無事ねっ!?
>怪我はっ??

だ、ダイジョブですっ!

>おーけいっ!
>こっちに誘い出すよっ!?

は、はひっ!!

連発での牽制に怒り狂うギブちん。
わたしには気づかずに、向こうに突進していきます。

なにもないところで豪快につまづきながら、後を追います。
こそこそと・・・。


なんとか、お姉さまに合流しました。
お姉さまたちは、ギブちんを牽制しつつ、どこからか召還されてきたガーゴイルを相手にしています。
一匹を片付けたかと思うと、そばに駆け寄ってきて、いきなりなにやら手渡されます。

>これ、燃やして。

!??

>封印のスクロールよ。1分は持つはずよ。
>順番に使うのよっ?

へ・・・へ??

>説明してる暇ないからっ!
>とにかく燃やすっ!
>あそこっ!

は、はひっ!

おねえさまの指差した先には、いつの間にか焚き火が・・・。
なにがなんだかわからないものの、お姉さまの言うとおりにしていれば間違いありません。

あたふたしながらも、なんとかスクロールを火に放り込みます。
すると・・・・

身体から痛みが消えていきます。
あれほど苦しかった呼吸が急に楽になります。
よく観察すると、自分の身体を白い光が包み込んでいます。

>ほらっ!じっとしてないでっ!
>こっちっっ!

は、はいっ!

>いいっ?
>わたしたちが足を止めるから、
>あなたはありったけのマグナムをぶち込んでっ!

は、はいっ!

汗ばむ手で矢をつかんで狙いを定めます・・・いえ、これがうまく定まりません。
あんなに大きなギブちんなのに・・・。

そこに、おねえさまの一撃がクリーンヒット!
ギブちんの足が止まります。

っく!

ばしゅんっっ!

マグナムが放たれます・・・
あ、当たった!?

>スクロール切れてるよっ!
>すぐ逃げてっ!

えっ!?
はっ!?
えっ!?


ぱにくったわたしは、なんとかギブちんの足を止めようと、反射的に矢を放ちます。

>だめっ!
>逃げるのっ!

お姉さまの叫びもむなしく・・・

間に合いません。


>っく!
>そっち回って!蘇生するっ!
>羽だしてっ!はねっっ!


・・・・あ、やられちゃったのか・・・。
ぼんやりとした視界の隅で、またあの閃光がほとばしっています。
無意識につかんだ羽が、わたしの上空でふわふわとしきりにアピールしています。
「ここよっ!ここよっ!おバカさんは、ここっ!」

次第に意識がはっきりしてきます。

>もうっ!
>逃げ足速いのが自慢でしょっ!?
>しっかりなさいっ!

は、はひっ!
ご、ごめんなさいっ。

>さ、もいちど燃やしてらっしゃい。
>いくよっ?

は、はひっ!
ご、ごめんなさいっ。

>(^^;
>いいから、いくっ!

は、はひっ!
ご、ご・・ごめっ

どんがら・がっしゃーん!



足元の鋼材につまずいて、ものの見事に前転。

>そこっ!遊んでないでっ!(^^;

向こうで、牽制しつつお姉さまが叫びます。

は、はひっ!

こればっかです。(T_T)




















永遠とも思える瞬間の連続。
きらめく剣先。
ほとばしる閃光。
放たれるマグナム。

ついに終幕が訪れました。

勝ったのは・・・・
















わたしたちでした。



はぁっ、はぁ・・・・んぐっ。
はぁっ・・・

>っく。手こずらせてくれたわっ!
>大丈夫?二人とも・・・?

はっ!?
は、はひっ!
ご、ごめんなさいっ!


>あららっ(^^;
>もうそれはいいから・・・w

はっ・・・へっ!?
ご、ごめ・・・へ?


>落ち着いて。ほらっw
>深呼吸っ!w


横たわるギブちんから目を離すことができずに、呆然としているわたしの両脇で、お姉さまたちがくすくす笑っています。

お、おわったの?
や、やっつけた??







また背後から声がしました。

すぐさま、お姉さまがわたしをかばうように前に出ます。


!?
え?
なに?
よく、聞こえなかったよ?

>しっ!

んぐっ。あ・・・








わたしたちの存在を無視するかのように、お師匠さまと、偽者女神さま・・・キホールが対峙します。







お師匠様が身を翻して見つめた先には、打ち倒されたギブちんの巨躯が・・・。

!??
え?
な、なに??

ギブちんの身体から、目を焼くような閃光があふれ出たかと思うと、急激に膨張し・・・・
逃げる間もなく視界全部を多い尽くしたかと思った刹那・・・
そのままなにかに吸い込まれるように、光が収束していきます。


現れたのは、底の知れない大きな穴でした。
なにもかも飲み込んでしまうかのような、異様な引力を思わせる穴。



!?
>!?
>!!?

わたしも・・・お姉さまたちも展開についてイケないらしく、ただ成り行きを見守るしかありませんでした。

え・・・エルグなに??









・・・・・。
なんだかよくわかんないけど・・・・。

ち、ちゃんすっっ!
いまならぶち込めるわっ!
ギブちんだってやっつけたマグナムをお見舞いしてやるわっ!

#いや、自分がやっつけたんじゃないからっ!(^^;
#それに、どう考えてもムリだから。(^^;
#えーと、聞いてる?>あたし

連続する緊張で、判断力のかけらもないわたし。
こういうとき(?)だけは手際よく矢を照準し、マグナムを連射・・・・































>おすわりっ!!(^^;
>この、ばかちんっ!!(^^;

できませんでした。(爆)
どこから取り出したのか、巨大なハリセンが2本。


ばしこんっ!
ばしこんっっ!


あたたっっ!?












なにやら、コトは佳境に入りつつある様子。
ヤバ気な雰囲気を敏感に感じたわたしは、即、行動に移りました。
#こういうときだけよねっ(^^ゞ

えーと、わたしたち、もう失礼してかまいません??w
じゃ、そゆことで・・・(^^ゞ

>まちなさいっw
>おすわりっ!w


ばしこんっ!
ばしこんっっ!


あいたたっ!?


はひ。ごめんなさい。



わたしたちのお約束のボケ突っ込みをよそに、すぐそこではシリアスにストーリーが展開っていうか、必殺技が炸裂っっ!?
ひゃ~~~~っ!?






ええ!ええ!わかてますとも!
もちろんですっ!
じゃ、そゆことでっ!







え!?ええっ!?
キホールがなにか、いかにも危なげな呪文を唱えます。

こ、この展開は、マズいわっ!
まって!たんまっ!
それ、ちゃいっ!
わわっ!?



あわてふためいて逃げようとするものの、一呼吸も置かずにわたしたちを青白い光が包み込みます。



刹那、マウラス師匠の反対呪文が炸裂。
ギブちんの閃光に負けずとも劣らずの激震が襲います。



ひぐっ!?










・・・。
あり?
い、生きてるっ?


すぐ前に、お師匠様が横たわっています。





ま、まずいわっ!
お、お師匠さがやられちゃった!

そう。
余裕でボケを放ちまくっていられたのも、

お師匠さまが健在だった


からです。(汗
いきなり大ピンチっ!(汗


一気に血の気が引いていきます。



本日2回目のクライマックス突入ですっ!


強がってボケまくっていたものの、実のところもう限界でした。
身体が言うことをききません。
お姉さまたちも満身創痍。
あわよくばボケ逃げをかまそうと画策してたのですが、ここに至ってはどうすることもできません。




ひっ!

だ、ダメだ。
や、やられる。
今度こそオシマイだ。
逃げられない・・・・・。



いつあの詠唱が終わるのでしょう。
そして、すなわちそれは、わたしの最後の瞬間。




ああ、あの手が振り下ろされたときが、最後なのね・・・。
スローモーションのように、詠唱の完了へと流れ行くキャストモーション。



ああ、短い人生だったわ。
こんなことなら、ケイティンさんとこのでかチーズ、買い占めてやけ食いしとくんだった。
南にあるっていう大きな街にお買い物に行きたかったなぁ。
もうちょっとせくしぃなお洋服だって着てみたかったかも・・・。
まだ彼氏だってできてないのに・・・。
ああ、なんてかあいそうなわたし。


お姉さま、ごめんなさい。
こんなのにつき合わせちゃって。
あの世にいったら、何でも言うこと聞くから、ゆるしてっっ!


ん?ここがあの世か・・・。あり?





怒涛のごとく進行するシリアスなストーリー。
ボケも突っ込みもいつものキレを欠いたポルナ。
世界の終焉は止められないのかっ!?
邪神キホールの一撃で全てが終わろうとしたそのときっ!!

次回。「ソウルストリーム」。
君は星の涙をみるっっ

#いや、いいから、もう。(^^ゞ
#ちゃっちゃといこうよ。
#G2始まってるし。
#ダメ??w

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